ホーム走れDD51走れDD51 番外編〜モーターカーロータリーDBR600〜


走れDD51 番外編
〜排雪ロモ撮影編〜


北海道で運行される定期排雪列車のうち、
昼間に運転されるものとして最後となった宗谷北線(名寄〜南稚内間)を撮影すべく、午前4時過ぎに自宅を出発した。
目指すは幌延駅だ。

走ること270km、日本海沿いの国道には雪がほとんどなく、快調な走りで8時半に駅に到着。
出札にて本日の運転などを確認し、とりあえずホームへ。

見上げると向かいの2・3番線ホームの屋根上に作業員が多数おり、雪降ろしの作業中。
駅員曰く、線路上に落としモータカーロータリで排雪するとの事。
面白そうだなとしばし見学ののち、何枚か撮影した。

そのうちホームに来られた保線に
「ラッセル撮りに来たの?でも線路に、はねるような雪は全く無いよ!」と話し掛けられる。
そう、ここしばらく雪らしい雪が降らず、暖かな日々が続いていたのです。
多少なりともならともかく全く無いのですから、正直な気持ち、かなりがっくりしました。
しかも保線が言う事ですから、もう、どうしようもありません

がっくりする私を見て「1番の雪を2・3番ホームの屋根越しに飛ばすから、こっちを撮れば」とアドバイスされる。
確かに、雪のはねないラッセルなんて絵的に、つまらないだけです。
モータカーとはいえ、ロータリーで雪を豪快に飛ばすであろう姿が魅力的に思った。

「ラッセルはまたその内にこればいいや!」と、モータカーロータリー相手に2時間ほど撮影することにした。

以下に紹介するのは、2004年2月17日に、幌延駅構内で撮影した。


かき込み飛ばす

かき込み飛ばす

2m近く積もった雪をゆっくりとしたスピードでかき込み、屋根の向こうへ飛ばす


横から見ると

横から見ると

横から見るとこのように。奥の森に舞う白いものは飛ばされた雪


豪快に

豪快に

屋根を越えて豪快に飛んでおります


後から

後から

かき込み飛ばしているところを跨線橋から後打ちで。出ていた太陽を隠しています


お見事

お見事

見事に屋根を越え、側線まで飛んでいます。40m近く飛んでいました


3番線を

3番線を

2・1番線とかき最後に3番線を除雪中。
特雪撮影経験のない私にとって、その迫力は最高のものでした。すごいものですね!


作業終了は11時半、お邪魔した駅員や保線、そして作業員の方にお礼方が挨拶をし、幌延駅を後にした。

そして本題のラッセルを追っかけるべく、音威子府へ車を走らせた。


音威子府の駅そば 音威子府の駅そば

おまけ

<左>
昼に食べた「音威子府の駅そば」
黒々としたそばがうまかった!
駅売店にて、水曜定休です
かけ320円

<右>
お土産に「生そば」を購入
1束350g入330円
賞味期限は冷暗所にて約2週間程度あるようです

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